フライパンに油を引き、スパイスを熱したら玉ねぎがないことに気がついた。
…!!
しかしスパイスは容赦なく良い香りを漂わせて「早く玉ねぎをいれてくれ」とせがむ。
困った私は「玉ねぎ=根菜=にんじん」と無理矢理な公式でにんじんを投入。
「いや、待てよ。根菜つながりはともかく、なぜカレーに玉ねぎを入れるか考えてみよう…甘みだ!甘み!」と今度は「玉ねぎ=甘み=キャベツ」とまたもや無理難題な公式でキャベツを投入。
しかもここへきて生姜までもがない。
「いや~しょうがないねぇ!」なんて王道なシャレを言っている場合ではないがこればかりは代用が効かないのでほんとうにしょうがない。
ともかくほうれん草、ひよこ豆、ひき肉と材料を足し、味を調整したらキーマカレーになった。
しかも意外とおいしい!
でも…このカレーは二度とできないぞ。
フライパン一つでできるキーマカレーは「楽、一品」に認定です。